【行動心理学】あなたは誰かのスペシャルワンになれてますか? 会話を注意すればあなたも特別な存在に・・・
あなたは、相手のどんなところを褒めますか?
最近、様々なセミナーに行くとよく言われる『相手を承認しましょう!!』といった教えを皆さんはご存じでしょうか!?
『いいね!』これは今や地球上全世界で行われている人類の共通認識といっても過言でないくらいに人類は他社化の承認に飢えています。
特にこと日本人においてはこの感情は強いといわれます。
『いいね!』を集めるために私自身も学生時代様々な場所に行き写真を撮ったりして、『いいね!』の数に一喜一憂していました。
今話した『承認欲求』についてはまた別の機会で詳しくお伝えすることにしますが、言いたいことは『相手は承認されると嬉しい。さらに相手が知らない相手自身の事を褒められると自分が特別な存在になりやすい』ということである。
『えっ!私ってそんな風にみられてたの!?』を伝えてほしい!!
あなたの周りの美人やイケメンに「かっこいいですね!」「キレイですね!」と声をかけたとします。そんなことは、誰が見てもわかる事です。ましてや本人達も何度も言われてる人からすれば少なからずある程度は自負している可能性があります。
当然返しとしては『ありがとうございます。』や『そんなことないですよ!』と愛想笑いとうでその場をやり過ごされ、それ以上の関係を築くのは難しくなります。
『えっ!褒めることが相手からよく思われるって本に書いてあった』なんておっしゃる方。
そうなんです。
褒めること・承認する事が重要なんです。ですが今回は『相手にとって特別な存在』そんな誰でもやっている、誰でも伝えてるであろう言葉を投げかけても『特別』にはなり得ません。
では、どうすればいいのか?
『ときどき見せる、もの悲しい表情も素敵です』とか『ひとつひとつの仕草がとても知的に見えますね』などと声を掛けられたら・・・
『えっ!私、そんな顔してることがあるの?』とか少なからず発言に興味をもつ可能性が上がると思いませんか?
人は、自分で意識してなかった長所を指摘されると激しく反応する習慣があります。
今やポピュラーワード『ジョハリの窓』
上記の状況を心理学的ワードで『ジョハリの窓』という心理モデルがあります。
営業職の方や接客業、私のような医療業界ではもはやポピュラーワードになっていますがこれができてる人はやはり、『相手にとって特別な存在』になってます。
上の図にも示していますが、
- 自分も他人も知っている領域 (開放の窓)
- 自分だけが知っていて、他人は知らない領域 (秘密の窓)
- 他人は知っているが、自分は知らない領域 (盲点の窓)
- 他人も自分も知らない領域 (未知の窓)
の4つがあります。
中でも、人を褒める場合は第3の窓(盲点の窓)が狙い目であります。
他人は知っているが自分は知らないといったその人のパーソナルな部分を知らされると『知らなかった自分に気づかせてくれた人』『可能性を見出してくれた人』などと相手から特別視してもらいやすい!!
これが上手にできる人は『あの人容姿は大したことないのにモテるのはなんで?』が解消できるのではないでしょうか?
『ジョハリの窓』は非常に使える!!
今回は「相手の特別な存在になる」に注視して『ジョハリの窓』の第3の窓を利用しました。
ですが、自己啓発のセミナー等で自分自身を成長させるために必要なのは『第4の窓』でもっと自分の未知なる可能性にスポットを当てて様々なことにチャレンジしましょうとか。
相手から特にパートナーから信頼してもらうためにはいかにお互いの『第2の窓』を小さくして『第1の窓』を大きくして、隠し事をせずにお互いを理解し合うかが大事など、非常に感慨深い分野でもあります。
私自身まだまだこの分野を完璧にできて使いこなしていないのでご教授を頂けると非常にうれしいです。
信じるか信じないかはあなた次第!!
何はともあれ大事なのは『相手にとってあなたが特別な存在になる』事である。
みんながやっている、みんなが言ってる事を相手に伝えても全く意味がありません。
あなたがその他大勢となってもいいのであれば身につけなくてもいいでしょうし忘れてもいい知識です。
誰かの喜ばしたい、あの人の初めて・一番で居たい、なりたいのであれば実践してみてはいかがでしょうか?